子どもの矯正・大人の矯正
子どもの矯正
自然に歯並びが整うようサポートするだけでなく、唇や舌の癖を治すためのトレーニングも行うため、口呼吸の改善や発音障害のリスクも下げられます。成人矯正では得られないメリットが多く、治療中の痛みもそこまで強くはありません。将来矯正治療のための抜歯をするリスクが減る可能性もあります。
噛み合わせが著しく悪い場合は、あごの骨を広げる拡大床が効果的です。
当院の矯正治療は、月に一度小児矯正の先生がきて治療を行いますので、そのタイミングにあわせてご予約をお取りいただきます。
成長に合わせた矯正
一期治療では、あごの成長を活かして上下のバランスを整える治療を行います。生え変わりの時期に合わせて行うことで永久歯が自然ときれいに並ぶよう誘導でき、将来的に治療のための抜歯が必要なくなるケースも少なくありません。
一期治療で計画通りに歯が並びきらなかったり、噛み合わせの微調整が必要な場合は二期治療が必要です。固定式の装置を使ってしっかり噛めるよう調整していきます。
取り扱い矯正装置
床矯正
定期的に調整して顎の骨を徐々に広げていく装置です。お子さんの顎の骨に力をかけ成長をコントロールしていくことで、歯が並ぶスペースを確保し、将来的に歯並びが綺麗になるよう誘導していきます。顎が柔らかい時期に使用するため、治療中の痛みはほとんどありません。
区分:自由診療
対象:12歳以下
費用:上下 495,000円(税込)
通院期間:2年
※相談無料
大人の矯正
大人の矯正(成人矯正)は、年齢制限がなく、むし歯や歯周病がない状態であればいつでも始められます。「矯正は子どもが受けるもの」と思われがちですが、むし歯だけでなく歯周病のリスクも高まる大人の方にこそ、受けていただきたい治療です。
笑顔に自信がもてるようになるだけでなく口臭予防にも効果があり、バランスよく噛めるようになることで顎関節症のリスクも減ります。矯正治療は経験豊富な院長が行いますので、歯並びや噛み合わせでお悩みの方はぜひいらしてください。
矯正治療のメリット
- 見た目がきれいになる
- コンプレックスが解消できる
- 歯ブラシがすみずみまで届きやすくなりむし歯や歯周病予防につながる
- 咀嚼力が高まり消化器への負担が減る
- 肩こりや頭痛の改善につながることも
悪い歯並びは体にも影響します
歯並びの乱れは見た目だけの問題と思われがちですが、実は乱れた歯並びは見た目だけでなく、全身の健康にも悪い影響を与えているのです。
- 歯ブラシが届きにくい箇所がある場合はむし歯や歯周病のリスクが高まる
- 体の歪みや偏頭痛・肩こり・腰痛・顎関節症などの原因になる
- よく咬めない場合は消化不良の原因になる
- 発音障害の原因になることもある
悪い歯並びの種類
上顎前突(じょうがくぜんとつ) | 下顎前突(かがくぜんとつ) |
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上の歯列全体、もしくは上顎が大きく前に突き出ている状態です。上顎の過成長、下顎の成長が不十分、生まれつき下顎が小さいことで起こります。 | 下の歯列全体、もしくは下顎が大きく前に突き出ている状態です。食べ物がうまく咬めず、発音に影響が出ることも。 |
上下顎前突(じょうげがくぜんとつ) | 空隙歯列(くうげきしれつ) |
上下の歯列がともに前に突き出ている状態。唇が閉じにくく、転倒したときなどに前歯が折れたり唇が傷ついたりしやすい傾向にあります。 | 歯と歯の間にすき間がある状態。あごに対して歯が小さい場合や、先天的・後天的も含めて歯の本数が足りない場合に起こりやすい傾向にあります。 |
叢生(そうせい) | 過蓋咬合(かがいこうごう) |
歯がでこぼこにズレていたり、重なって生えていたりする状態です。あごが小さく歯がきれいに並ぶスペースが足りない、あごに対して歯が大きすぎるといった場合に起こりやすい傾向にあります。 | 正面から下の歯が見えないくらいに上の歯列が下の歯列に深く被さっている状態です。歯ぐきが傷つきやすく、ものが咬みづらい傾向にあります。発音に影響が出る症例もあります。 |
交叉咬合(こうさこうごう) | 開咬(かいこう) |
左右いずれかの奥歯または前歯が横にズレている状態です。前歯の中心がズレていることが多いです。放っておくと咬む機能が低下し、顔がゆがむおそれもあります。 | 奥歯を咬み合わせたときに上下の歯にすき間ができる状態です。前歯でものを咬み切ることができず、空気が漏れやすいため、発音に影響が出る症例もあります。 |
取り扱い矯正装置
マウスピース矯正
透明で取り外しが可能な装置を使って歯を動かす治療法です。審美性が高く、人前で笑ってもほとんど気になりません。また、食事は装置を取り外して行うためストレスがなく、トラブルがおこるリスクも低めです。
現在広く流通しているマウスピース矯正の多くは、事前のシミュレーションを元に、矯正完了までの装置をまとめて製作するものですが、計画通りにいかないケースも多く、そうなった場合は改めて計測して一から行わなくてはいけません。
アクアシステムは、段階的に矯正状況を確認し、進行具合に合わせてマウスピースを数枚ずつ作製するため、より細やかな調整が可能です。
区分:自由診療
対象:13歳以上
費用:上顎または下顎 275,000円(税込)~440,000円(税込)、上下 550,000円(税込)~880,000円(税込)
通院期間:2年
※相談無料
その他の簡単な矯正
費用:275,000円(税込)
通院期間:1年